いつもナカダシしてたらさ、 彼女、妊娠しちゃって。 くすくす、と 青年は心底くだらない、とでも 言うように小さく笑った。 こんなくだらない僕の精液でも、 子供とか出来るんだーっ、て、 びっくりした。 頼んだレモンティーの おかわりが運ばれてきて、 青年は優雅にそれを受け取り、 ありがとうと微笑んだ。