バスを降りて少し歩くと、ひとつの一軒家の規模が大きくなっていく。
うわぁ〜………ここのお家広そ〜。
ピタッと碧依くんが足を止めて、白い外壁のそれは大きい家を指差す。
「ここ、俺んち」
「デカ!!え、めちゃくちゃ大きくない!?」
「そうかな?アメリカにいた時の方が大きかったから、そこまで……」
「おまけに感覚ズレてるよ…」
碧依くんの親って医者だよね?
さすが………
お坊ちゃんって感じだ。
大きな門をくぐって、碧依くんがドアの鍵を開けると真っ白の大理石の床が広がる。
ピカピカじゃん!!
玄関だけで広過ぎでしょ……。
「俺の部屋行く」
「うん!リビングも広いし……。あ!プールだ!プール!」
「全然使ってないから意味ないけど」
「いいなぁ〜!泳ぎたーい!」
「来年の夏ね」
ドラマで出てくるようなお家に住んでるなんてすごい!!
階段を登ると、すぐに碧依くんの部屋。
どんな部屋なんだろー!

