猫系男子は時々ライオン




唇が離れると真っ直ぐ目を見て碧依くんが言った。


「俺、口下手だから思うように言葉で伝えらんないから……。俺の気持ち伝わった?」


あたしの唇をキレイな指でなぞり、不安そうな眼差しで首を傾げる。



伝わり過ぎて、あたしの心臓がものすごくドキドキしてるよ…!


嬉しいやら、恥ずかしいやら、もうパニックです。



ただ、ちゃんと伝えたいことはあたしも伝えるね。


「碧依くん…大好きっ!すごく大好き!」

「うん、知ってる。もう、大嫌いなんて言っちゃダメだからね?傷付く」

「ご、ごめんなさい!あたし妬いちゃったから……」

「俺だって、羽珠が男と話してるとこ見たら妬くよ」

「ほんとに!?碧依くんに妬いてもらえるなんて…感無量…」


はぁ〜………嬉し過ぎて倒れそう。


もう碧依くん大好きー!!


「……まだキスしたいの?」

「うんっ」

「今日だけ特別ね」


呆れた笑顔でしてくれた碧依くんのキス。


しばらくケンカなんてしたくない!