そのやり取りを見てた羽珠が首を傾げて俺を見た。
そりゃあ、不思議にも思うよね。
「碧依くんの友達…?あんな可愛い女の子いたっけ?」
「いや、転校生。俺がアメリカに住んでた時の幼なじみ」
「アメリカに住んでたの!?すごっ!やっぱ碧依くんカッコイイ〜♪英語喋れるの!?」
「まぁ…日常会話程度なら」
「優しくて、頭良くて、カッコよくて、英語喋れて……天は何物与えれば気が済むんだよ!!」
相手が羽珠で良かったかもしれない。
とりあえずは、ユリアのこと怒ってなさそうだし………。
ケラケラ笑ってたかと思うと、羽珠は急に黙り込んで悲しそうな瞳で笑顔を作った。
「碧依くんは……あたしの彼氏だよね?あ、ごめん!変なこと聞いて!…気にしないでっ」
「俺は羽珠の彼氏だよ。それに……好きだから大丈夫」
「…えへへ…ありがとう!あたしも碧依くんが大好き!」
ふわっと笑った。
羽珠を不安にさせるなんて俺、ダメなことしてる。
好きなのは羽珠だけなのに。

