猫系男子は時々ライオン




どう弁解しようか……


戸惑う俺とは真逆に、ユリアは俺の腕に抱きつきニコッと華やかに笑う。


「初めましてっ。神木碧依のfianceeの園寺ユリアよ♪アメリカ出身で、しばらく日本にいるわ!よろしくねっ♪」

「お、おう!よろしく〜!……って、碧依の今カノ?小宮ちゃんは?」

「ごめん、朝陽。ちょっと、テンション変な俺の幼なじみ。彼女じゃないから」

「そっか……。にしても、めちゃくちゃ可愛いな…」

「えへへ〜♪ありがとう♡嬉しい♪」



ほんとに困ったかも。


もしも、羽珠がいる時にこの状況だったらなんて言う?


婚約者ってことはうまく隠したい……。


羽珠が傷付くとこ見たくないから。


「碧依とおんなじクラスがいい〜!どうして違うの?」

「しょうがないじゃん。早く教室戻って」

「はーいっ♪またねっ、碧依!」



はぁー………


せっかく、羽珠といい感じになれたのにどうして悩みが増えるんだろう。


俺、バチ当たるような生き方してないと思うんだけどな……。