猫系男子は時々ライオン




帰りのホームルームが終わって、カバンに荷物を詰める小宮。


付き合ってからは一緒に帰るのが日課。


「ごめんね!もーちょい待って!」

「はぁ〜………小宮さ、机の中キレイにしなよ。なんで、そんなに汚いの?」

「だっ、だって〜!無駄なプリントたまるんだもん!」

「定期的に捨てればいいのに」

「それが出来たら苦労しないよっ」


その通りだ。


プリントをファイルに急いでいれてく小宮を待つ間、スマホで時間潰し。


電源をつけると新着でメッセージが一件。


朝陽からだ。



『キスでもかましちゃえ♡』


うっさいな。


教室の出入り口を見るとニヤッと笑ってスマホ片手に手を振る朝陽と、無表情で手繋いでる朝陽の彼女。



「小宮。早く帰るよ」

「待ってよ〜!はい!行こ!」


俺の後ろを小走りでついて来る小宮。


小動物的で正直、ものすごく可愛い。