猫系男子は時々ライオン




可愛い…!!


心の中で悶絶するあたしは、ソーダのアイスを頬張った。


おいしい〜♪


「冷たいー!これでこそ夏だよね」

「アイス奢ってあげたから、これで少しは静かにしてよ?」

「授業中は静かにする!碧依くんに話し掛けない!」

「寝るのもダメだからね?」

「う、うん!」


碧依くんが言うなら頑張れる!


アイスの最後の一口を頬張って幸せに浸る。



「もう食べちゃったぁ〜……むぐっ!?」

「お腹いっぱい。食べていいよ」


碧依くんが食べてたチョコのアイスが口に広がる。


こ、これって……もしや、か、か、間接キス!!?


「俺、帰るから。今日は駅まで帰れる?送ってく?」

「ひ、一人で帰れる……」

「分かった。じゃ……また明日」


あたしは、ゆらゆら手を振って歩いてく碧依くんを見詰める。


今日一日で彼ジャージと間接キスを経験したあたしって………



溶けかけたチョコのアイスは、いつも以上に甘かった。