学校から歩いて10分程のコンビニに行きアイスタイム。
迷うなぁ〜……チョコのアイスとソーダのアイス。
両方とも美味しいからどうしよう!?
「俺チョコにする」
「じゃ、じゃあー……あたしはソーダ!よし決まり!」
「……ん」
「へ?」
無言で手を差し出す碧依くん。
意味を理解しないあたしに痺れを切らして、ソーダアイスを手から奪う。
「あ、碧依くん?アイス!」
「いいよ。これぐらい買ってあげる」
「悪いよ、そんなの!それなら、あとでお金返すから…」
「男に恥かかせる気?」
「とんでもない!お、お願いしまーす」
いくら猫っぽくて可愛いとは言え、碧依くんもちゃんと男の子だ。
ここは素直に奢ってもらおう!
「ありがとう!今日のアイスはいつもより倍においしいはず!」
「大した変わんないと思うよ」
「変わるよ!大好きな人に奢ってもらったんだもん!」
また碧依くんは、ぷいっと横を向く。
……照れてる?

