記念日はやっぱ一緒にいてあげられなかった。
午後から入ったオペ。
隣にいるのは、羽珠じゃなくて月都ってゆう現実ね……。
「今日のオペ、時間勝負だから足引っ張んないでよねー」
「はぁ?月都から頼んで来たんじゃん」
「執刀医は俺。助手が碧依」
「うっさいなー…」
「だーかーらー!なんで、んなケンカしてんのさ!楚良に怒られるよっ!」
モメる俺と月都の間に割って入るリューシンも助手。
今日、楚良が休みだからケンカの仲裁はリューシンの仕事。
「ほら、ケンカしない!始めるよ〜」
「なんかリューシンが仕切ってるんだけど」
「リューシンに仕切られるのは、ちょっとな〜……」
「ねぇ、なんでそうゆう時は二人とも一致団結しちゃうかな!?」
「なんとなく?」
「リューシンより碧依に仕切られた方がマシだから」
へこんでるリューシンは置いといて。
月都が言う通り、今日は時間勝負のオペだから集中する。
時間がかかるほど、患者への負担も大きくなるから時間も負担も減らしたい。

