そんな楚良もしっかり者で、色んな先生達からの評判が良い。
人当たりの良さも影響してるはず。
「あ、そうそう!用事あって来たんすよ!」
「なんかあったの?」
「大高先生が次のオペで助手についてほしいって言ってましたよ〜」
「月都が?なんで……」
「オペ内容はこんな感じらしいっす」
楚良から受け取った2枚の資料。
全部、英語で打ち込んでるあたりが月都らしい……。
月都はこの病院でも、結構優秀な医者で名が通ってる。
けど、このオペ一人でやるには自信がなかった…ってとこ?
「うん。分かった。月都に助手で入るって言っといて」
「はぁー……ほんっとに、神木先生と大高先生って不仲っすよね!」
「昔、色々あったの」
「その割に、困った時はお互い協力する…。よく分かんないっす!」
ごめん、楚良。
俺もよく分かんない。
「あ、楚良。日付けいつ?」
「えっと〜、9月の……」
その日は俺と羽珠の記念日だ。

