猫系男子は時々ライオン




久しぶりに触れた羽珠のカラダ。


真っ白な首筋に赤い俺の痕を付けたくなる。


“好き”なんて言葉で伝えるだけじゃ、物足りない。



「むぅ〜……眠たい…」

「寝れば良いじゃん」

「ヤダよ。碧依くんとお話してたいもん」

「…あっそ」


腕枕をしてあげると、羽珠の表情がトロンとする。


寝ちゃいそう………。


幼くて可愛い。


「碧依くん…。卒業式もうすぐだね」

「あと1ヶ月もないからね」

「…うん。なんか、3年間あっという間だった!」

「俺も。羽珠と付き合ってから特に」

「えへへっ!懐かしいね〜……1年生の9月…」


図書室で勉強してる時。


俺が初めて、自分から好きになった子に告白した日。


ガラにもなく緊張した。


羽珠には秘密。


「卒業って、ちょっと寂しいよね…」

「俺は…嫌いじゃないけど。新しい環境始まるし」

「でもでも!碧依くんに会えないのはツライ……」

「ふーん…いっそのこと同棲でもしちゃう?」

「えっ!!?本気!?」


半分、本気。


半分、まだ早いかなーって気持ち。