猫系男子は時々ライオン




学校での昼休み。


今日は勉強しないで、あたしに付き合ってくれた。


一緒にいることも優先して考えてくれる碧依くんの優しさ。



たまらなく好きです……。



「…って、想良まで医者になるーなんて張り切ってるの!」

「へぇー…想良が。いいね、助手」

「碧依くんまで…。でも、おバカだからね〜…想良」

「分かんないよ、そんなの。あとは本人の努力次第」

「そうなのかな〜」

「頑張れ、って想良に伝えといて」


碧依くんが『頑張れ』って言ってる、なんて伝えたら喜ぶだろうねー。


努力家になるのは良いこと。


想良は、碧依くんみたいに頑張れるほど根性あるかな?



「…羽珠」

「ん?」

「キスしたい」

「……はっ、え、ええっ!?と、突拍子もない冗談やめてよ!」

「冗談?俺、本気だよ」


この教室のど真ん中でチューします!?


普通はしないはず………


「大声出したら、バレちゃうよ」

「あ…へっ、ん…」


教科書で隠された顔。


いきなり重なった唇。


あたしをドキドキさせるのが、うま過ぎるよ……


バカ………。