今日も、当たり前だけど碧依くんは勉強会。
一人での帰り道は最初は寂しかったけど、もう慣れちゃった。
……ほんとはまだ寂しい。
「たっだいま〜」
「あらっ、おかえり!羽珠!」
「うーん……。ん?あれ?想良は?」
いつもなら、リビングのソファー占領してスマホゲームしてる弟。
そんなヤツがいない!?
玄関に想良の靴あったのにな……。
「想良なら部屋で勉強してるわよっ!」
「はい!?想良が勉強!?」
「ええっ!見て!今回の期末テストの想良の成績♪」
「えっと……はぁ!?学年1位!?」
「すごいでしょ〜♪火が着いたように集中して勉強してるのよね〜」
あの想良が!?
金髪で、調子こいて、ヤンキー校に進学したアイツが!!?
頭でも打った…?
熱でもある…?
あたしは駆け足で階段を登って、ノックもせずに想良の部屋へ!
「想良!!」
「なんだよ!ノックぐらいしろって!」
「なんだよって…こっちの台詞よ!」
額に手を当ててみた。
うん……熱はないっぽい。

