猫系男子は時々ライオン




頑張ってる碧依くん。


その分、寂しいあたし。


仕方ないんだけど………


かまってほしいですぅーっ!!!



「碧依くん、碧依くん」

「ん?なしたの?羽珠」

「ううん。なんでもなーい」


昼休みのこと。


赤本開いて勉強してる碧依くんの隣の席に座った。


ただ、近くにいるだけで満足。


チラッと赤本を覗くと、見たこともないような公式と問題。


あぁ……あたしには無理!!


「ハイレベル過ぎでしょ…」

「進学校だったら習うらしいよ。コレ」

「習ってないのに、よく分かるよねー。碧依くんすごい…」

「だって負けるわけにいかないしょ」

「へっ?」

「俺と羽珠。ずっと一緒にいるんじゃなかったっけ?」


コテっと首を傾げて微笑む。


その仕草と言葉はズルイってば〜……。


赤面する顔を机に突っ伏して隠した。



ますます、あたしの彼氏ってすごい。


尊敬しちゃう………。



「好きだよ。碧依くん。あたし、碧依くんのことすっごく好き!!」

「ありがと」

「素っ気なさ最高……」


あ、そんな引いた目で見ないでよー!