いくらダメって言われようと、やっぱ腑に落ちない2年記念日。
何もしないのも羽珠が可哀想だから…。
「…デートしない?」
「し、しちゃダメだよぉ!碧依くんの勉強の妨げだもん!」
「俺が羽珠とデートしたい。それでも……ダメ?」
「うっ……し、したいけど……デートしたい!!」
「はい、決まり。明日の放課後ね」
1日ぐらいデートしたって、バチ当たらないでしょ?
毎日デートするわけじゃないんだし。
「碧依くんとデート……。嬉しい!!」
「そりゃあ良かった」
「早く明日にならないかなぁ〜♪」
その笑顔が見られるなら、いくらでも。
俺は羽珠を喜ばせてあげたいんだ。
もう、泣き顔なんて見たくない………。
次の日はしっかり勉強会サボり対策。
放課後、誰よりも早く学校を抜け出せば担当の先生に見つかんないはず。
「スリル満点だねぇ!ドキドキする!」
「羽珠静かにして…」
「げっ!校門に生活指導いるよ〜…」
受験シーズンにその髪の色は怒られるに決まってるでしょ…。

