猫系男子は時々ライオン




次の日の学校でかなり気まずくなった。


羽珠と目も合わせられない……。


それに、羽珠自身も俺に月都のことで隠し事してるせいか合わせてこない。



「あのさ、羽珠」

「なっ、何?碧依くん…」

「……やっぱいいや。ごめん、なんでもない」

「そっか……」


どことなくギスギスした空気感が俺らを包む。


こんなはずじゃなかったのになぁー…。


やっぱり受験中に付き合うって、すれ違い過ぎて無理?


でも、本気で考えよう。


羽珠と俺の………これから。


キレイにきっぱり別れるか、このままズルズル引きずるか。



「碧依さぁー、最近あんまり小宮ちゃんといなくね?」

「朝陽に関係ないじゃん」

「関係ねぇけどさ…。なんかあったな、絶対に」

「教えなーい」


朝陽に言えるわけない。


もう一度思い出して、悲しい思いするなら話したくない。


羽珠と付き合って、俺って弱くなったのかな?


羽珠が近くにいないなんて考えらんないもん。