橘とはクラスが違う。
それが唯一の救いかも。
クラスには羽珠がいるのに、なんか避けられてる気分。
「絶対に隠し事してる」
「はぁ?あの正直で素直な小宮ちゃんが?それはねぇだろ〜!」
隣でケラケラ爆笑する朝陽。
正直で素直だから、隠し事とか敏感に分かるんだよ。
「つーかさ、碧依も彼女を疑うようになったら終わりだぜ?」
「は、はぁ?」
「信じられなくなったら、それは別れる時。気ぃ付けろよ」
「信じてるけど……羽珠見てれば分かるよ」
「隠し事、か〜。浮気とかじゃなきゃ良いけどな」
まさに、それ。
多分、羽珠に浮気されてたら俺が立ち直れない自信あるんですけど……。
もちろん今日の放課後も勉強会。
これだけ羽珠にかまってあげてない。
………浮気されてても文句言えないかもね。
「碧依くーんっ♪勉強会行こっ?」
「今行く」
橘に付き纏われてる俺も、新しい彼女って勘違いされてるっぽいし………。
最悪。

