猫系男子は時々ライオン




はぁ〜………


おかげで今日は寝不足で体調は最悪。


全部、全部策士で腹黒い月都くんのせいだぁー!!!


いつもみたいに笑顔で挨拶出来る気力もなくて、教室に着いて早々机に突っ伏した。



「……羽珠?」

「あ、碧依くん…!」

「どしたの、そんな過剰反応して」

「なっ、なんでもないよっ!」


朝イチで話し掛けてきたのが、まさかの碧依くん。


あたしどんな顔してたら良い!?


てか、昨日のお茶したこと言った方が良いの!?


頭ん中ゴチャゴチャー!!


「眠たそうな顔してる。寝不足?」

「そう!寝不足なの…」

「保健室行って膝枕でもしてあげよっか?」

「ほんとに!?」

「嘘……って言いたいとこだけど、そんな期待の目されたらな」



苦笑した碧依くんに連れて来られた保健室はまだ誰もいない。


真っ白なベッドに座った碧依くんの膝に頭を乗せる。


「体調悪いの?クマ出来てる」

「ううん。そんなことないよ!大丈夫」

「それならいんだけど。無理すんの禁止ね」


目の下のクマを指でなぞる碧依くんに罪悪感。


ごめんなさい………。