学校の中を手繋いで散策。
ものすっごい幸せ〜♪
自然と行き着いた場所は図書室。
昼休みだから、図書委員と数人の生徒がいるだけで静か。
図書委員って懐かしいな〜。
「ねぇ、羽珠」
「ん?」
「ちょっと言いたいことある」
「……何?」
怖かった。
“別れる”とか言われたら、どうしようか…って。
「すげー嫌かもしんないけど……」
「うん…」
「父さんがまた羽珠に会いたいって。今週の日曜日に連れて行く約束した」
嘘でしょ?
あたし達……今回こそ、ほんとに分かれさせられるの?
そんなのヤダ………
絶対にヤダ!
「碧依くん……あたし…」
「俺もヤダ。けど、俺は何があっても側にいるから」
気休めでも、この言葉が嬉しかった。
もしものことがあった時のために………
碧依くんとバイバイする気持ち決めなきゃだよね。
傷付くのは嫌。
だから、それなりの覚悟は決めておこう。

