猫系男子は時々ライオン




だけど羽珠の顔は真剣。


生半可な気持ちで言ってないのは、伝わってくるから。


本気なんだと思う。


「碧依くん。お父さんとお母さんに、あたしを紹介して?」

「ほんとにいいの?」

「もちろん!だって、これからもずっと碧依くんと一緒にいたいから!」



この笑顔をずっと俺が守ってやりたいと思った。


俺だって一緒にいたい。


二人で決めたことだ。


羽珠を家に連れてって、どんなに反対されようと一緒にいたいってこと話す。


「なんか、ごめん。……ありがと」

「謝らないでよ〜!彼氏の両親への挨拶は当たり前でしょ?ちょっと時期遅くなっちゃったけど…」

「俺がそうゆう機会作らなかったせいだから。気にすんな」

「うんっ。今日の碧依くんカッコイイね!男前!!」

「はぁ?」

「カッコ良さは、あたしだけが知ってれば良いの!大好きー♪」


教室でよく恥ずかし気もなく言える。



俺も好き。



なんて今は絶対に言えないけど。


気持ちは本気だから、家に来たら羽珠のこと守るよ。


別れてたまるか。