猫系男子は時々ライオン




いつもより早く目覚めた朝。


俺の腕の中でスヤスヤ眠る姿は、可愛くて癒し。


こんな早く起きても暇だなー……。


起き上がろうとして、そっと羽珠の頭の下から腕を抜くとパチッと大きな瞳が開いた。


起こしちゃった…?



「おはよ〜…碧依くん」

「はよ…。起こした?」

「ううんー。もう起きちゃうの?」

「そのつもりだけど」

「ヤダ。もうちょっとだけ、こうやっててほしい……」


俺の手を引っ張り、腕枕希望。


待って。


めちゃくちゃ可愛いな……。


「ただじゃしてあげない」

「意地悪……。何すれば良いの?」

「キスでもしてみてよ。深くて長い方の」

「うーん……」


悩んでから目を擦って、そのまま俺の唇にキスをした。


あ……これ、きっと羽珠寝ボケてる。


じゃないと、こんなにちゃんと言った通りのキスするはずないもん。



妙にうまくなってるし……。



「腕枕…して?」

「ごめん。俺、別なことシたい」

「へっ?…うぎゃっ!?あ、碧依くん!タイムー!!」


寝ボケが冷めた頃には遅い。


素直に従ってね?