昨日はあんなにどしゃ降りだったけど、今日は気持ち良く晴れた。
うーん……こんな日ってテンション上がるよねっ!
学校に着くと、あたしは下駄箱に昨日書いたメモ帳を傘に貼り付けてかけておく。
「持ち主さん……本当にごめんなさい…」
教室に入るともう碧依くんが学校に来てるー!!
相変わらず、スマホいじってて顔は上げてくれないけどいいもん。
「おはよー!碧依くん!」
「おはよ」
「ねぇ、聞いて!昨日ね、どしゃ降りだったのに濡れなかったさ〜!」
「良かったね」
「うん!でも、あの傘……早く持ち主さんが見付かるといいな〜…」
呟いてるあたしを碧依くんがチラッと見る。
これは珍しい!!
そう思って目を合わせて、あたしが首を傾げるとふいっと目を逸らした。
「……風邪、引かなかった?」
「碧依くん…あたしの心配してくれてるの!?感無量っす…」
「小宮も一応、女の子じゃん。…で、どうなの?」
「めちゃくちゃ元気♪ありがとう!」
「…あっそ」
心配してくれたよ〜!!
少しは進展してる、のかな!?

