猫系男子は時々ライオン




風呂上がりに、ホテルのリビングで仁王立ちで水飲む羽珠。


俺の彼女は少々男前らしい。


「ぷはーっ!!やっぱさ、風呂上がりの水って最高だよねっ!」

「おっさんみたい」

「最低!仮にも、あたしは碧依くんの最愛の彼女だよ?」

「うん。そうだね」

「最愛だって…嬉し過ぎてニヤける〜!」


可愛過ぎてニヤける。


俺の前で、飾らないでいてくれる姿が好きなんだ。



「羽珠」

「なぁにー?」

「ちょっと、おいで」


手招きすると、とびっきりの笑顔で俺の座るソファーまで来た。


犬みたい……。


「これ、あげる」

「何これ?開けてもいい?」

「いいよ」


クリスマスの前から用意してたモノ。


喜ぶ顔が見たくて、クリスマスプレゼントをあげた。


「可愛い〜!ブレスレットだー♪ずっと、ほしかったんだよね〜!」

「前に学校で雑誌読みながら、ほしいって言ってたから」

「覚えててくれたの!?ヤバイ…。倍に嬉しい…」


両手で顔を隠して、俺に背を向けた。