実際、パーティー自体はまだまだ終わらない。
日付が変わっても続くから、その前に疲労でクタクタの羽珠を連れて帰りたい。
俺も疲れたし………。
「羽珠。帰ろっか」
「まだいなきゃないなら、あたしも一緒にいるよ?」
「帰る。慣れない環境疲れた」
「うん!じゃあ、あたしも帰る!」
俺の腕に抱きついてきた羽珠を連れて来たのは、最上階のスイートルーム。
今日のために部屋取っちゃった。
「帰るんじゃないの!?」
「帰って来たじゃん。ここ」
「ホテルだよ!?しかも、なんか……めちゃくちゃ広い…。夜景キレイだし!ベッドおっきい!」
キングサイズのベッドに、ふかふかジャンプする羽珠。
俺がそのベッドに座ると、羽珠がガバッと俺に抱きつく。
「もー!碧依くん大好きー!」
「ほら、今日ってクリスマスじゃん。少し彼氏っぽいことしよっかなって」
「最高の思い出!本当にありがとう♪」
「どういたしまして。そろそろ、避けないと襲うよ?」
「ご、ごごごごめん!!」
動揺し過ぎ。
来て早々、襲ったりなんかしないのに。

