広過ぎるパーティー会場の所々にある、ふかふかのソファー。
あたしはそこに座らされた。
「何飲みたい?」
「オレンジジュース!!」
「取って来てあげるから待ってて」
一人になっちゃったあたしは、目線で碧依くんを追う。
あ、外国人の紳士風のおじさんと話してる。
無理して愛想笑いしてる感満載!!
でも、なんだか軽快に英語話してる姿はカッコイイ〜!
惚れ直すっ!!
「しつこく羽珠の目線感じた……」
「良いじゃーん!碧依くんの愛想笑い見てたの!」
ストローでオレンジジュースを飲みながら、さっきの碧依くんについて話す。
「めんどいんだもん。けど、話し掛けられたら無視出来ないじゃん」
「でもカッコ良かったよ。スーツと英語が様になってる!」
「それはどうも。じゃ、挨拶回りして来るから」
「いなくなっちゃうの!?」
「すぐ戻るよ」
頭を撫でられたけど、すぐに行ってしまう背中が少し寂しい。

