意外と背の高い碧依くんにとても似合ってる黒のスーツ。
いつもは、ふわっとした髪の毛だけど今日はちゃんとセットされてる。
うわ……めちゃくちゃカッコイイ…。
「もう、羽珠終わり?もらって良い?」
碧依くんの問い掛けに、ニコッと笑い頷いたお姉さん。
その碧依くんは、そっとあたしの右手を取って指を絡めた。
なんだか無性にドキドキするな……。
「可愛いじゃん。行こっか」
「かっ、可愛い……。碧依くんも、すっごくカッコイイ!ヤバイ!!」
「ありがと。…そんな緊張した顔しないで。調子狂う」
「だっ、だって……」
碧依くん顔真っ赤。
で、多分あたしも顔真っ赤。
頬が暑いもん。
沈黙のあと、碧依くんがスーツのポケットから出したのは何やら英語だらけのチケット…?
全く読めん。
「これ、羽珠に渡しとく。受付の人に渡すだけで大丈夫だから」
「何これ?とゆうか、今日のパーティーって?クリスマスパーティーとか?」
「ううん。医者の集まりのパーティー」
「…はい?」
「医者と、その家族と…婚約者とか。んで、立場的に羽珠は俺の婚約者」
「えぇーっ!!?」
重要なこと冷静に言い過ぎ!
なんで、もっと先に言わないの!?

