先を歩く碧依くんのお腹に腕を回して、あたしもトコトコ着いて行く。
そこで、バッチリ目が合った侵入者に二人で驚愕。
「「あ……」」
「あ……じゃないわ〜!!お前ら!やらかすと思ってたぞ!バカップルめ!!」
岬じゃなくて、まさかの学年主任の怖くて有名なおっさん先生。
あたしと碧依くんが付き合ってることは、そこそこ広まってる。
だから先生達もマークしてたんだ!!
「碧依くん。庇って♪」
「いくら大切な羽珠でも、これは庇いようないよね」
「コラー!!言ってる先から、イチャイチャするなぁっ!!今頃、神木と同室の岬も説教くらってるからなっ!」
「すいません。でも、彼女のこと大好きなんです」
「ノロケるな神木!!」
碧依くん、すごく嬉しいけど先生の怒りMAXだからー!!
結局、二人で床に正座して約1時間のお説教タイム。
嫌だし、退屈で準備の時間も減るけど……
「ヤバイ……。あたし笑い堪えるの大変だった!」
「俺も。ただ、一緒に寝ただけで何もしてないのに怒られた…」
「部屋交換したからね!怒られるのは分かるけどさ〜」
なんて二人で笑い合った集合時間5分前。
先生ごめんなさい。
あたしと碧依くん遅刻します♪

