猫系男子は時々ライオン




ホテルは皐月と二人部屋。


晩ご飯を食べて、お風呂に入ってからは敷布団でスマホ片手にゴロゴロ。



すごく退屈……。


「皐月。ものすごーく退屈!」

「同じく。…あ。朝陽から電話きた」


ズルイ!!


どうして、彼氏と電話出来るのー!!


碧依くんからの連絡一切ナシ。


枕に顔を埋めていじけてると、皐月があたしの肩を叩いた。


「部屋出てって。朝陽来る」

「はぃ!?廊下で細々と一人で寝てろと!?皐月さん鬼畜!」

「朝陽と同室って誰だと思う?」

「へ?……碧依くん?」

「そうよ。二人っきり」


ピースサインをする皐月は、どこか嬉しそう。


皐月は言葉が足りないんだから〜!!


碧依くんの部屋に行くに決まってるでしょ!!


修学旅行でも、ラブラブしてやる。



「皐月ー!行って来ます!」

「行ってら。部屋番号は408号室ね」

「はぁい!」


部屋交換なんて、ナイスアイデア。