猫系男子は時々ライオン




そして恐怖の会計。


大食い女子二人のせいで、ファミレスでビックリする金額が出た。


「ヤベ……碧依、千円借金させて?」

「言い出しっぺが足りないとか最悪。明日返してね」

「あ!小銭も借りるかも!」

「……朝陽の所持金何円?」

「1050円♪」


ふざけてる。


結局、俺が1万で朝陽の半分も立て替え。


羽珠嬉しそうだからいっか……。


ポジティブに考えよ…。



ファミレスを出てからは羽珠の駅で電車を待つ。


外はもう薄暗い。


「うぅ〜……お腹いっぱーい。なんか、眠たくなってきたかも…」

「電車で寝るのやめなよ。羽珠なら寝過ごす」

「そんなにバカじゃないもーん」

「そんなにバカだから言ってるの」


ウトウトした目付きで、コテンと俺の肩に頭を乗せた。


可愛いけど、寝過ごしちゃいそうで不安なの半分。


「今だけね……」

「んっ……碧依くん優しー…」