猫系男子は時々ライオン




眉間にシワを寄せて悩む羽珠と、冷静な顔でジッとメニュー表を眺める星野。


なんでか女の子って優柔不断。


眠たくなってきた……。


「碧依が寝ちゃう前に決めろよ〜!」

「寝ないから大丈夫…」

「きゃー!!碧依くんがウトウトしてるー!可愛い!!」

「ちょっと羽珠うるさい。ねぇ、チキンとハンバーグどっちにしよう……」

「あたしも悩んでた〜!」


なかなか決まらない雰囲気。


そこで朝陽が提案した。


「俺と碧依がトータル割り勘すっから!好きなの食えー!」

「ありがとう!岬!碧依くん!」

「朝陽も神木も良いとこあるじゃん。感謝する」


……俺、何も言ってない。



注文を聞きに来た店員が、引きつった笑顔をするだけ頼んだ。


女子の胃袋恐ろしい。


「いっただっきまーすっ!!」

「羽珠。ちゃんと食べれるだけ頼んだ?」

「うん!これなら余裕〜♪」


最後は追加で羽珠と星野はパフェ頼んでた。


ファミレスのテーブルが狭いって思ったのは初めてだ。