猫系男子は時々ライオン




その流れで初めて4人で、ファミレスに行くことになった。


盛り上がった羽珠と星野の提案。


1年の時から、このメンバーでいるくせにメシ食うの初めて。



4人で来たのは、羽珠の駅に近いファミレス。


この時間帯だから、ムダに学生がわんさか……。


めっちゃ人混み。


「碧依くんって人混み苦手だよね」

「苦手。逆に、人混み好きなヤツいないと思う」

「なんか、ワクワクしない!?知り合いいたらどうしよ〜!とか!」

「知り合いいても、どうもしない……」

「お腹空いたなぁ〜…何食べよう!」


すでに腹ペコ羽珠とは、会話成り立ってないし。



10分ほど待って、通された席。


俺と朝陽が隣で座って向かいに羽珠。


キラキラした目でメニュー表を眺めてる姿は子供っぽくて可愛い。


「パスタ……ステーキ…。あ!チキングリル!グラタンも良いな…」

「小宮ちゃんって大食い!?」

「たっっくさん食べるー!!」

「碧依。結婚したら食費大変だな」

「覚悟しとく」


あ……羽珠顔赤い。


俺に見えないように、メニュー表で顔を隠した。