猫系男子は時々ライオン




ドキドキし過ぎて体温1度上がりそう。


それぐらい全身が熱くなる。



「うわぁ〜!碧依と小宮ちゃんイチャってるー♪ここ教室だぜー!」

「うるさい朝陽。頭撫でてるだけ」

「マジで碧依ってナチュラルに溺愛してんのな……」


で、で、溺愛って…!!


岬まで冷やかすのやめてほしい……。


そんな岬の後ろから、皐月がひょこっと顔を出してニヤッと笑う。


「神木カップルってイチャイチャ好きだね」

「やめてよ皐月〜!恥ずかしい!」

「なんのことー?ラブラブで良いじゃん。朝陽ー、あたしら負けてるよ?」

「え、何!?皐月から誘ってんの!ホテル行く!?」

「このバカ朝陽。プールに投げ落とすぞゴラァ」


皐月が岬を足で思いっ切りケツ蹴り。


完全に権力皐月じゃん!?



そんなやり取りを呆然と見てた碧依くんは、再度あたしを撫でた。


「凶暴になっちゃダメだよ。羽珠は小動物でいてね」


しょ、小動物!?


1年記念に交わした約束は、凶暴にならないこと!!