猫系男子は時々ライオン




放課後になり、カバンを持ち上げて先に廊下で待ってる碧依くんのところへ行く。


スマホをいじってる横顔は、相変わらずカッコイイ……。


ジーっと見詰めると、視線に気付いたのかスマホをズボンのポッケにしまう。


「見てて飽きないの?」

「飽きないよ!イケメンずーっと眺めてるんだもん!」

「そっ……」

「じゃ!帰ろっか〜!!」

「待って。ちょっと用事付き合ってくんない?」

「うん…いいよ!」


碧依くんが用事なんて珍しいね……。



何も話さない碧依くんに手を引かれて着いて行くと、図書室に来た。


1年生の時に委員やってたもんね〜!


久しぶりの図書室。


「借りたい本でもあるの〜?」

「借りたいってより……伝えたいことがあって」

「…へっ?」


伝えたいことって?


状況を把握出来ないまま、首を傾げると小さな白い小箱を渡された。


ピンクのリボンが掛けてあって可愛い。