イチイチこんな風に思うなんて、俺って器小さいな。
前までならこんな感情無かったのに。
それぐらい俺にとって羽珠は大きな存在なんだね。
「羽珠のオムライスおいしかった!また食べたい!」
「こんなので良かったら、いつでも作るよ〜!」
「今度は碧依抜きで二人っきりな…!いでっ!」
「聞こえてるってば。俺抜きで来るのナシね」
リューシンの頭を一発叩く。
羽珠は何回も頷いて、焦った表情。
自分の好きな女の子が他の男と二人っきりってなんか嫌じゃん……。
しばらく、リューシンのホテルで話してから帰ることにした。
気付けば外はオレンジ色で。
そろそろ羽珠を送ってあげないと、両親心配するから。
「羽珠。帰るよ」
「はぁい」
「じゃあねー!!羽珠!またオムライス作って♪」
「うん!また作ってあげるねっ」
優しく笑った羽珠の手を繋いで、ホテルのスイートルームを出た。

