【碧依side】
このクソ暑い炎天下の中。
リューシンから呼び出しの連絡があって、わざわざホテルに来てやったのに。
こんな仕打ちアリ?
「なんで碧依一人で来たの!?」
「え、悪い?」
「ものすっげー悪い!!俺の天使をなんで呼ばないの!?」
「天使って…」
「羽珠!!呼べよ〜!!」
暑いのにしつこい、うるさい……。
ってか、俺の天使とか言っちゃってるけど俺の羽珠だからね?
そこんとこ勘違いしてるし…!
「早く呼んで!俺、死んじゃう……」
「あっそ」
「頼むから〜!碧依様!なんでもする!」
「……はぁー」
俺は渋々スマホを出して、羽珠に電話した。
「リューシンがうるさいから早く来て」と簡潔に伝えて。
「やった〜♪羽珠が来る!」
なんで、そんなにモテるの?
ガラにもなくめちゃくちゃ妬けるし…。
俺ってこんなに独占欲の塊だっけ?

