しばらくホテルで話してたけど、リューシンの提案でお昼ご飯を食べに行くことに。


昼時だし、ちょうど良いよね!


ってことで、三人で外に出た。


暑い〜……。


「羽珠!俺と場所チェンジ!」

「えっ?」

「女の子が車道側歩いたら危ないでしょ?」

「あ、ありがとう……」


車道側って言っても、ここは歩道が広いから全然車道に近くない。


それなのに、あたしを真ん中にしてくれたリューシンは紳士!


めちゃくちゃカッコイイ!!


「リューシンってモテるしょ?」

「お察しの通り!そこそこモテるんだよね〜俺!」

「嘘ばっかり。先月彼女にフラれたって泣きながら電話寄越したの誰?」

「碧依!しーっ!!それ秘密!!」


こんなカッコイイ人でもフラれちゃうの!?


有り得ないよ……。



碧依くんとリューシンで、ずーっとフラれたフラれないの言い合いをしてる中着いたのはファミレス。


社長さんの息子でも意外と庶民派?


「一回で良いからこうゆうとこ来てみたかった〜!行ったことないんだよ!」

「俺も」

「えー!?二人ともファミレスないの!?」


二人仲良く頷いた。