猫系男子は時々ライオン




そんな照れてて可愛い羽珠。


放課後には、うるさくてテンションの高い羽珠に戻ってた。


只今、わがままを聞いてあげてる途中。


「プール行きたいの!」

「暑いからヤダ……」

「プール入ったら涼しいよ!?」

「夏バテ中の彼氏を無理矢理連れ回す気?」

「連れ回さないもん!学校の!」



は?


学校のプール?


水泳部使ってんじゃないの?


疑問符浮かべる俺に、羽珠は楽しそうに話す。


「今日は水泳部遠征でいないんです!」


あぁ……確かに。


うちのクラスに水泳部いないから気付かなかった。


「だからプール使い放題〜♪」

「…行く?」

「いっ、いいの!?ほんとに!」

「いいよ。どーせ家帰っても暇だし」


ジャンプして騒ぐ羽珠の手を引っ張ってプールに行く。


屋上の影になってて、夕方ならそこまで日は入らない。


そこまで暑くないかも。