ウキウキ気分でテンション上昇中のまま帰宅。
あたしが、晩ご飯いらないってメールした日に限って焼き肉だし!!
リビングのソファーに座ったあたしに、これ見よがしに肉を見せ付けてくる楚良に軽く殺意が芽生える……。
「あたしはケーキ食べてお腹いっぱいなの」
「姉ちゃんケーキ食べて来たんだ!あの美人な友達と?」
美人な友達ってゆうのは皐月のこと。
あたしに比べれば百倍、数千倍に皐月の方が美人。
「違うんだなぁ〜!碧依くんと♪」
「碧依と!姉ちゃん!そのまま、家連れて来いよバカ!」
「そうよ!羽珠!帰国子女の彼氏様連れて来るのよ!」
「ママ……楚良」
「パパも大歓迎だ!」
碧依くん。
ウチの家族みーんなアンタの虜になってるんですけど!
玉の輿とか、そんなの関係ナシに!
「碧依とゲームしてぇ。マジ兄ちゃんほしかった」
「姉ちゃんで悪かったわね!」
「でも、あんなイケメン捕まえるなんて姉ちゃんなかなかやるよ」
どんなフォローよ!
今日は何言われても腹立たないの。
なんせ、碧依くんと念願の初…でもないけど初デートしたから。
しばらくはずーっと幸せ♪

