猫系男子は時々ライオン




几帳面に見た目がキレイに盛り付けてある碧依くんのお皿に対し、大雑把に山盛りケーキ乗せてるあたし。


立場逆だよね!!


でも気にしない!


おいしいケーキが食べられれば良いの。



「ん〜!めっちゃおいしい!」

「羽珠って、おいしそうに食べるよね」

「あ、それ皐月にも言われたことある!表情に出やすいんだよね〜」

「良いと思う。こっちまで楽しくなるもん」


笑ってくれた碧依くんにきゅん……。


こんな食いしん坊で、良いとこナシのあたしを褒めてくれるなんて感無量。



今だに、ふと思う。


あたしに碧依くんは勿体無いんじゃないかって。


それでも側にいてくれる碧依くんが、ほんとに好き……。


「どしたの?ボケっとして。めちゃくちゃアホ面」

「ひどい!碧依くんのこと考えてたー♪なんちゃって」

「……ケーキ取って来る」

「逃げんな!」


でも、きっとこんなあたし達だから付き合えてるのかな〜って思う。


ケーキ選んでる姿、可愛い!!