猫系男子は時々ライオン




もう拗ねた。


寝てやる!!


「羽珠、拗ねないでよ…」

「拗ねてないもん。眠いだけ…」

「ふーん。あっそ」


今日はふて寝します……。



次の日の朝から、ママが碧依くんを可愛がって離さないし……


拗ね気味で碧依くんと学校に行くと、そのまま教室じゃなくて図書室に連れ込まれた。


背中に壁。


目の前に碧依くん。


「かまってあげられなくてごめんね。羽珠のお父さんに気に入られてたくて、精一杯だった」

「べ、別に…気にしてないからっ……」

「あんなに拗ねてたのに?」

「うっ……拗ねてた、けど……んんっ」


頬を両手で包まれて、強引に奪われた唇。


いつもの碧依くんだ……。


「家じゃ出来ないじゃん」

「う、うん…」

「だから、今満足するまでさせて?」

「ひゃっ……碧依くん…んっ」


あたしはキスに溺れるだけ。


好き〜………


拗ねてごめんなさい……。



「碧依くん大好きだもん…」

「知ってる」


頭撫でてくれたから、もう機嫌直っちゃったよ……。