とても話上手で、あたしをものすごく褒めてくれる碧依くん。
そのおかげで、たった数分でパパに気に入られてます。
「碧依ー!君みたいな息子がほしかった!是非、あの楚良とも仲良くしてやってくれ!」
「はい。僕で良ければ」
「もう、羽珠のことは碧依に任せちゃう!今日は金曜日だし、泊まってけば?」
「本当ですか?ありがとうございます」
“家出”ってワード出さなくても、お泊り決定!?
碧依くんすご過ぎでしょ……。
「碧依ー!俺とゲームしよ!」
「いいよ。俺もゲーム好きだから」
「よっしゃー!じゃ、対戦な」
「待って楚良!あたしの碧依くん取らないでよ!」
「こんなイケメンに付き合ってもらってるだけ有難く思えよ、姉ちゃん」
うぅー……弟に碧依くん取られた…。
晩ご飯の時もなぜか、パパと楚良に挟まれてあたしは隅っこ。
あたしの碧依くんを返してよ〜!
結局、あたしの元に碧依くんが帰って来たのは夜10時半。
もうあと寝るだけじゃん!!

