猫系男子は時々ライオン




【碧依side】



なんとなく目が覚めた朝。


目の前には、俺の胸に擦り寄ってスヤスヤ眠ってる可愛い俺の彼女。


我慢出来なくて襲っちゃったごめんの気持ちと、好きの気持ちを込めてそっと額にキスした。



時計を見ると朝の9時半。


ダルさが残る体で起き上がり、裸の羽珠には近くにあった俺のTシャツを着せといてあげた。


全く起きる気配ない上に、ぶかぶかのTシャツ着て寝てる姿は可愛過ぎ……。


口半開きで寝てる羽珠に布団を掛け直して、俺は静かに部屋を出た。



シーンとしたリビングで黙ってるのも暇。


朝メシ作りでもしよう。


昨日の夜は羽珠が作ってくれたから、朝は俺が作ってあげる。


そこそこ出来るし。



テキトーに家にあるもので作ってると、目を擦りながら起きて来た羽珠。


まだ眠たそう………。


「おはよ〜碧依くん」

「おはよ、羽珠。体、大丈夫?」

「歩いてるのがやっと。だから、今日は甘やかしてね?」

「いつも羽珠のことは甘やかしてるよ」


今日ばかりは俺の責任なので………


散々甘やかして言うこと聞いてあげる。