猫系男子は時々ライオン




あ……でもやっぱ眠たいかも…。


そっと目を閉じようとしたところで、碧依くんから触れるだけのキス。


恥ずかしくて、なのに嬉しくて………



2度目のキスは優しいものじゃなくて、噛み付くようにキスされた……。


碧依くんライオン化!?


「あ、碧依くん……」

「好きな子が隣にいて寝れると思う?」

「えっと……そ、それって…」


焦るあたしを置いてけぼり。


あたしの上に覆い被さり、耳元でそっと甘い声で囁いた。


「黙って俺に襲われて」



こんなこと言われたあたしも、寝れませんから!


もう……碧依くんの好きにして…。



消えた電気でよく顔は分からないけど、苦しそうな息遣いとか堪らない……


碧依くんのこと、すごく好きー……。


「…痛くない?」

「うっ……碧依…」

「ごめん、泣かせた?やめる…」

「ヤダ…離れたくない…」



全て碧依くんに委ねます!


大好きだもん………。