猫系男子は時々ライオン




いつもいつも俺がいくら冷たくしようと懲りずに小宮は話し掛けてくる。


小宮と俺のテンションが噛み合わない。


アウエー感ハンパないもん。



チャイムが鳴ってみんなが自分の席に戻って行くと、必然的に小宮は俺の隣に座る。


視線感じる……。


「碧依くん!あたし碧依くんに聞きたいことあるの!」

「うん。何?」

「あたしが碧依くんの彼女になれる確率は!?」

「マイナス100%」

「マイナス取れば100%じゃん!!うひょー!!ヤバイ〜♪」


いや、マイナス取るなよ。


今日もほんとテンション高っ………。


俺も小宮に聞きたいことが一つだけあるけど、話し掛けたらまた異常なまでに反応されそうだし……。


チラッと小宮を見るとバチッと視線が合う。


「初めて碧依くんが自らあたしと目合わせてくれたー!」

「や……その、聞きたいことあって」

「待って。今日のあたし幸せ過ぎる。心の準備が……」


深くゆっくり深呼吸した小宮は、ニコッと笑って期待の視線を向ける。


「なぁに?碧依くん!」