誰もいない俺の家に着くと、すぐにストーブをつけた。
羽珠が寒がったら可哀想だから。
そんな羽珠は俺の部屋のベッドでゴロゴロして、枕に顔を埋めてる。
「苦しくないの?」
「碧依くんの匂い……」
「変態」
「どっちが!?この前、あれだけちゅーしてくる碧依くんの方がよっぽど…」
「はいはい。分かったから」
俺がベッドに座ると、膝にゴロンと頭を乗せてくる。
頭を撫でると、俺の腰に手を回してぎゅっと抱きつく。
可愛い。
「ねぇ、碧依くん遊ぼう?」
「何したい?」
「あれ!ゲーム!」
キラキラした目で指差したのは、テレビの側に置いてあったゲーム機。
「ゲーム好きなの?」
「うん!たまーにやるよ!ゲーム!」
「いいよ。やろっか」
一人っ子の俺には遊び相手がいないから、羽珠がいるのは嬉しい。

