放課後になり羽珠と一緒に下駄箱にいると、俺の左腕にぎゅっと抱きついてきた。
……歩きにくいけど悪くない。
「碧依くん寒い!ヤダ!外めちゃくちゃ寒いよ!」
「だったら、スカート丈長くすればいいじゃん」
「これは女子高生として譲れないの!碧依くんも短い方が好きでしょ?」
「別にどっちでもいい。だけど、他の男に見せびらかすのはヤダ」
「今、あたし碧依くんにきゅーんってした〜!!」
うん、大丈夫。
ここまで羽珠が元気なら問題ない。
下駄箱を出ると冷気で一気に体が冷える。
寒っ……。
「碧依くん寒いの苦手な人?」
「むしろ得意な人いないでしょ?」
「あたしも苦手だけど、碧依くんといたらあったかい」
「あっそ……」
可愛いから頭撫でてあげた。
そしたら、もっと擦り寄ってくる。
外歩いてる時に、女の子からベタベタされるの大嫌いだったけど羽珠なら別にいいや……。
俺、相当惚れ込んでる。

