猫系男子は時々ライオン




それから二人で、ベッドでゴロゴロしながらテレビを見る。


この夕方の時間ってニュースしかやってないや……。


そいえば、碧依くんのパパとママは?


「碧依くん?」

「ん?」

「パパとママは今日何時に帰って来るの?」

「帰って来ないよ。来週の金曜まで」

「えっ!?一人でこの広い家って寂しくない?大丈夫!?」

「慣れた。いきなり海外に行くこと多いから」


やっぱり、医者って忙しいんだね……。


あたしをぎゅっと後ろから抱きしめて、耳元で小さく言った。


「もし俺が寂しいって言ったら、親が帰って来るまでここにいてくれる?」

「う、うん!もちろん!掃除も洗濯も、ご飯だって作るよ!」

「優しいね、羽珠。でも大丈夫。俺、家事全般出来るから」

「お手伝いさんいないの?こんなに広い家なのに」

「俺一人の時には、来てもらわないようにしてる。なんかヤダ」


確かに、碧依くんは基本一人を好みそうだもん……。



むくっと起き上がった碧依くんの腕にしがみつき、あたしも起き上がる。


すると抱き上げられて碧依くんの膝の上に座らされた。


ジーっと見詰められると、またドキドキして……


体が熱い。