重いドアを開けるとベンチで寝転がってる瑠亜がいた


「遅かったね」

「羽咲につかまった」

「そぅ、あいつだけは近づかない方がいいよ」

「なんか知ってんの」

「…うんまぁちょっとね」

切ない顔で笑顔を向けられたら聞きにくいよね

「そっか、待ってるからね。じゃ私は今から仕事だから」

「ありがと、仕事ガンバっとおやすみ」

スースー

っはや!!

「おやすみ」