「…それはジョークか?」 …恥ずかしいじゃねぇかよ。 まともに返すなって。 しかも最初の微妙な間。 でも蒼伊らしいっちゃ蒼伊らしいか。 「絶対にしあわ…」 目の前でスローモーションのように 横になっていく蒼伊。 「スースー」 6時… 時間切れか。 蒼伊をベッドに寝かせ “大好きだよ菜希莉” 一言かけて俺は部屋を出た。