銀髪少女の就寝時間は6時半



いつも一人でいた蒼伊の机に

今日は数人の女子がいた。


そしてどこか行ってしまった。



「あれ、ヤバイやつじゃね?」



クラスの男子がざわつくが

誰も行こうとはしなかった。


数人の女子の中に

香木原(かきはら)がいたからだ。


香木原は蒼伊が来る前

チヤホヤされる存在だった。